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近隣地域の市政情報や気になった政治ネタを発信しつつ、市民、国民を想い行動されている方を応援するブログです。

さこ川高行さん

日々の市民相談を市政に届ける

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Q.議員になられた経緯

 

24年間お世話になった地域への恩返し
18歳まで広島県尾道市で育って、高校卒業後の就職で高砂にきて、それから地域の方に触れ合わせていただく中で、公明党の方から、議員への推薦をいただいて、24年間お世話になった高砂市へ、自分の力でお役に立てるのならばと、しっかりとお応えしていこうと、夫婦で相談して、その中で、最終決断させていただいて、12年前に立候補させていただきました。


政治に関してはズブの素人なんですけども、そこからしっかりと前向いて、公明党というネットワーク政党でもあるので、いろんな方々に教わりながら、ここまできているところです。色々と悩みました。悩んで、悩んで、悩み抜きました。大変なことですが、やりがいをいただいてます。


Q.議員として大切にされていること

 

12年間で約3000件の市民相談
基本的には市民相談があるので、いろいろな方々から、相談を受けて、その中で、高砂市の抱えている課題とか、福祉の問題とか見えてきたので、一生懸命それにお応えできるようになる取り組んでいく。その中で、市民の方に喜んでいただける、「本当に高砂に住んでよかったな」って言っていただけることが何よりの自分の励ましでもあるし、議会の中でもしっかりと勉強してかなあかんな、というのを痛感しながら、一生懸命取り組ませていただいています。


本当に素人でしたし、市民相談で1番多い、福祉の分野は本当に勉強さしてもらって。それが今の自分の地肉になったんかな?というところです。市民に近い立場から議員ということで市民目線を大切にしています。


福祉の課題というのが、法の部分で法律はあるけども、実際それが機能するのか、高砂市は中規模くらいの自治体ですけど、10万人都市だから、おっきいとこならできるけど、できないことが明らかな部分を市民相談でもいただいて、「神戸市さん加古川市さんはできるけど、高砂市ではなんでできないの?」とよく言われるんですけど、それらも一つ一つ、解決していくために、市民目線も大切です。

直接、市民からの市民相談というのが、この12年間でもうすぐ3000件になるので、市民相談から政策を練り上げていけるという強みはあるのかなと。


相談は直接私自身にきます。電話とか、携帯とか。そっから色々させていただくので。今回も家の相続の分で固定資産税の件で資料が届いて、「今までは、毎回、来るから、見ないでやっとったのを、今回見たら、無い家の税金が引かれてる!」ことに気づいて、市に確認しても無いなと。市民相談の中では課題が見えてくるなと。日々実感してます。

 

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子供たちが笑顔で希望を持てる高砂
モットーとしては、市民の皆さんが安全で安心してしっかり高砂に住んでよかったなと、子供たちが笑顔で希望を持って高砂におることが楽しいんやと、子供たちの笑顔が輝くような街にしていきたいなと。それを自分自身の一つの柱としてやっています。


Q.高砂市の課題について

 

新しい福祉の形が求められている
一番重要な課題としては、今いろんな問題が複合的に少子高齢化、世界に類を見ない速度で、進んでいるので、街中見ても高齢化率が30%超える中で、今までとは全然世の中違うんだと。ほんま新しい福祉の形を作っていかないと、いろんな部分で福祉が後退してしまうなと。

それに合わせて、市全体も縦割り行政の弊害で、部署ごとでやっとることの隙間に1番苦しんでる姿があるので、世間で言う8050問題、80歳の方が50歳の引きこもりを育てるとか、そういう市民相談的なものもたくさんあります。

それ以外でも、いろんな障害児を抱えられてる親御さんもいます。親亡き後の子供をどうするか問題とか、認知症の方を抱えられてる方の苦悩とかもあるので、それらを解決するために、国も地域共生社会いうてますけども、みんなで支え合う、地方をどうやって作っていくかというのもあります。

高砂市は祭りいうのもある地域なので、そんなものも活かしながら、また企業さんという強みもあるので、企業さんとマッチしてやっていきたいというところです。高砂市は狭いので、逆にいろんな意味でモデルとしてやっていこうとすれば、いろんな施策をできると思うんです。


Q.教育の分野での取り組みは

 

発達障害者への取り組み
発達障害についても訴えてきて、1期目で、「就学前の段階から小学校上がった時に急に発達障害言われた」と、親御さんが動揺して市民相談を持ってこられて、「学校に入る前の段階を見つけられないか」という部分も勉強させてもらって、5歳児相談で、入学前に園に行かれてる段階でしっかりピックアップできるように提案させてもらいました。

8、9年前くらいから、導入しもらって、当然その前に気づいていかなければならないので、早期に発見できるネットワークの必要性は感じています。お母さんが泣きながらの相談が自分の発達障害を一つのライフワークの一つにするスタートでもありました。


マンパワーが足りてないという課題もあります。文教も福祉も、もうとにかくマンパワーNPOを含め人づくりを、行政さんが抱えられないなら、NPOで。高砂市NPOが少ないので、それも課題かなと。

人づくりですね。福祉に関しても、生涯学学習なり、例えば、福祉の現場をリタイヤされた方から、「仕事することないんや、この知識どうしたら?」いうのもあるんですよね。それらの人たちをマッチングしたら、絶対NPO立ち上げとかで力を貸してくれる人も、大阪に通勤した企業戦士の方がたくさんいらっしゃるので、それをなんとか巻き込んでいけたら良くなる部分はあると思います。

 

コミュニティスクールもようやく始動

教育のDX化、実は高砂市、教師の働き方改革で、教師に負担かけんとこういうことで、今回、留守電機能を導入したんです。

教育の世界は学校長が絶対的な権限を持っているので、学校長の判断でできる部分がある。カリキュラムマネジメントなども、校長なんですね。

熱意のある校長先生と、熱意の無い校長先生とでは、地域性も変わった入りですとか。私も6年見守りとかしても、自分とこの地元の前の校長先生とか毎日気になる子の家に自転車で通って、校長先生自ら動かれてました。校長先生で変わるんだなと。


コミュニティスクールもやっとスタートしているので、当然市としてもチェックして全体的なこともやっていくので、その辺の部分は学校側が切れ目のない支援につながるかなと。

発達障害の面でよく福祉部とも話して出るのは、やっぱり教育というでっかい壁がある。今回のヤングケアラーの問題でも、学校側が情報を持っているのに、こっちに、教育部と福祉部には高い壁があって入ってこないと。今度の6月の一般質問でさせていただくので、両方に聞きに行って、絶対教育部はやっとるけど、福祉は、みたいな、壁がある。これを取り除いていかなあかんのです。


教育という部分は大切だと日々、実感しています。


PTAも親のつながりとしては、歴史もありますし、重要なものでは、学校がPTAに頼るという部分があるので、そこは地域と一緒になって幅広い連携をせなあかんということで、コミュニティスクールとか、地域の人がいろいろな関わりを持って、一緒になって、いろんな人がそこに入ってくる流れを作ろうという、先進地を見せてもらい、下関市春日部市のコミュニティスクール見たら、やっぱり、PTAができなかった新しいことをしていこうと、それによってPTAも次のステップは何をせねばあかんのか、考えて取り組んでいく分野になります。

 

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働きに来るだけでなく住みたい街へ
大手企業があって、以前は社宅が至るところに2、300あったのに、今では4、50ほどになって、完璧に社宅を無くした三菱製紙さんとか、昭和40年代では1000世帯の社宅があったのが、この前最後の社宅を無くされたので、他の企業さんも社宅もなくなり、出られた方も高砂に根付いてないいうこともあるので、これからの高砂市の企業さんとの、企業さんで働いてる方が高砂市に住みたいと思ってもらえるような街づくりをせなあかんなと。


Q.高砂市の未来へ

 

福祉で住みやすい街を作りたい
住んでよかったなと思える部分なので、地域のいい部分、悪い部分で、地域って出たりすると思うので、地域共生社会じゃ無いですけど、みんなで福祉の町で、もうここにいたら安心できると思えるような、周りの人らを見た時に、認知症の人でも楽しく暮らせてるな、一緒にみんなで力合わせて、子供たちも笑顔輝いて、やってるな、学校も楽しく行ってるな、基本的の積み重ねだと思います。

高砂市のポテンシャルは、企業さんも居ってですし、だからそんなんも最大限活かしながら、これから高砂市には、安全安心で、ここに住んでよかったな、安心できる!これからずっと住んでいこうと思える!まちづくりなんです。

福祉政策ですとか、困りごとから聞いてもその分から入るので、どうしても福祉は第一に取り組まないといけない。それに加えて、企業さんとマッチングして、企業さんのポテンシャル、播磨臨海工業地帯は高いポテンシャルがあるので、そこの企業さんいが出ていかれないように、浜手の企業さんと共存するまちづくりを進めていけば、福祉と併せて住みやすい街になると思いますし、そういう街を作りたいですね。

 

安心安全で人が集まりやすい街を
狭い道も多く、自転車事故も多い。高砂は東西はしっかりしているが、南北の交通が軟弱で、それでみなさん困っておられて、自転車乗っておられて、自転車事故が県内ワーストでこの前、神戸新聞に載った課題もあるので、自転車対策も含めて、安心安全を伸ばしていきたいですね。

 

姫路は駅前開発がすごい。高砂市は駅前開発が弱点なので。人が集まるところがもっと欲しいところです。正直、例えば選挙などで、高砂市で街頭演説するところが無い。駅前でできない。中心の駅が存在しないので。聴衆を集めて話を聞いてもらう場が無い。ショッピングモールやスーパーからは、人が集まることへの苦情から断られている。手弁当持って応援に駆けつけてくださる方も多いので、それらも含めて、手立てを考えているところです。

 

Q.高砂市のいいところ

 

エネルギーがすごい!

とにかくエネルギーがすごいんで、加古川とも姫路とも合併しない。それほど強いエネルギーを持ってる自治体です。それと、高砂市は1番の審議時間。しっかりと議論をする議会です。

 

とにかく、子供たちが笑顔溢れて、希望が持てる、高砂市が住んでよかった街にしたいです。

 

 

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選挙事務所

高砂市高砂町横町1078-4

079-443-2413

 

ーーたかさご選挙.comレビュー・迫川高行さん

公明党はとにかく住民相談から

一言で真面目。常に真剣に行政と向き合って仕事をされているキリッとした姿勢が魅力的でした。メモを離さず、市政に役立つ情報へのアンテナの感度を張り巡らせながらのインタビューでした。多くの住民相談を受けてきた経験値からなのか、受け答えがテキパキとしていて、明瞭簡潔に応対していただいたのが印象的です。実際、文教厚生委員会を傍聴した際は、会議のコンダクトがスムーズだった印象があります。ズブの素人市民出身だからこその、市民相談からの施策起こしを徹底されて活動されています。

高砂市議会議員・公明党・現職3期目。文教厚生委員会委員長・高砂市民病院経営改善対策特別委員会・東播臨海救急医療協会評議委員・加古川歯科保健センター運営協議委員・高砂市都市計画審議委員会。