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近隣地域の市政情報や気になった政治ネタを発信しつつ、市民、国民を想い行動されている方を応援するブログです。

岩見あきらさん

人と人のつながり、福祉関係の経営経験、科学的な知見

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「共に」はどうやったら「共に」になるのか
総合計画というのがあるんだけど、共に何々、共にナニナニというのになってるわけです。その共にをどうやったらね、共になるのかと。

今まで行政は困ったら行政に相談に来い、というようなね、受けのスタンスというか、してあげてるというところがあるんで。そうじゃなしに、もうちょっと市民の本当の声を拾うんだったら、市民の近いところで話を聞いてあげないと。相談するって難しいんです。


私もケアマネの資格や社会福祉士の資格を持っているんで、介護の仕事もやってたんで、そういうことからすると、相談しよう思うても、相当勇気がいるんですよね。特に本人だったり、高齢者だったり。だから、よほど近くにいて話を聞いてあげないと、信頼関係ができないと話なんて聞けないんです。

どうやったらできるようになるか、そういうことを積み重ねていくと、市民も行政の仕組みが分かり、行政に関心を持ってもらえる。議員も一緒で、地元でもっと話を伝えていくということなんです。議員は市民の代表なので、議員は市民の声を行政に届けていくということをしなければならない。実践もしないといけない。


私は実践をしようとしています。昨日も、福祉委員会があって、つたの会という高齢所の集い場があって、ミニゲームをしたり、いろんなお話をする中で、信頼関係ができると、「こうゆうのどうなん?」て聞いてきてくれるんですよ。

昨日も受付におったら、「犬が散歩中に、自分とこの門でおしっこばっかするんや」と。そんな話なんですよ。そんな話でいいんです。そうゆうことをちょっとずつ解決する中に、自治会長さんと相談したりして、散歩してる人の家に行って、話しよか、とかね。そんなんでいいんですよ。


細かいことをすることによって信頼関係ができて、お互いに支え合う社会ができるのかな?と思うんですよね。若い人の声がもうちょっと欲しいけど、「仕事が忙しいから、なかなか地元のことなんかできひんわ」言われる人がほとんどなんだけど、地元で若い人で声出してくれる人がおったら、ありがたい。

 

私も同じですけどね。議員になる前は地元のことはほとんどできてないし、元々、神戸製鋼勤めて、大学出てから技術スタッフいうことでね、鉄粉工場ってあるでしょう?それが脇の浜にあった頃にそこの技術スタッフで配属されて、コストダウンのプロジェクトに専属で勤めたことがあり、そういうのもあって、その後兄貴が中国貿易の貿易会社を立ち上げて、その手伝いということで、兄と中国に合弁会社作ったりね、そんなこともしてました。

 

倒産した会社を事業譲渡から経営者に

その後、母親がパーキンソン病になってね、動きが悪くなってきて、父親も認知症が出てきて、2人には老人ホームに入居してもらったんですね。

その老人ホームが経営悪化して、当時私が家族会の代表だったから、倒産すると30人ぐらいの人が路頭に迷うことになるので、そうならないために、倒産した会社は競売にかかるだろうから、その前に事業継続をできるかどうか、ということをやったわけね。

それで、家族会を集めて、このままだったら路頭に迷うでしょ?どうやったら路頭に迷わずに済むかって。それで、今は株式会社ってタダでもできるでしょ?0円でもね。それでほとんど全部、私が法務局に行って手続きして「0円株式会社」を作りました。

それを受け皿にして事業譲渡してもらって、その後は担保者がいるでしょ?担保権は三井住友だったんだけど、社会的に路頭に迷う人がたくさん出るのは、社会的に良くないでしょう?と、家族会をベースにした株式会社を作ったんで、ここに競売で売ってくれへんか?と債権回収会社と話をつけて。それで、経営者になった。そっからヘルパー2級も取り、社会福祉士もとり、ケアマネもとり、認知症の介護実践者もとり、それが50代からなんですね。


通信教育で2年間、社会福祉士を勉強して、一発で合格して、ケアマネも一発合格して、だから福祉のことは専門職としての知識が一応あるんです。それと大学も理系のこともわかるんで、化学的な知見ね。そういうのもこれから地球温暖化防止、二酸化炭素削減言うたら、計算せなあかんのでね、ああいうのもできますし、そういうのを少し、私のできる範囲で協力しながら、進めたらどうかな?と思ってます。

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Q.議員になられた経緯

 

10年間に及ぶ介護施設の経営経験から
介護施設を10年間経営して、11年だったかな?今は息子が継いでやってますけど、あの、入居してる人が36人くらいと、後デイサービスを利用されてる人もたくさんいますし、そういう人たちにどうやったら力になれるのかというところで、行政に対して関わっていく、実際、自分でもするんだけど、行政の中で関わっていくことも大事かな?と思って、議員もいいのかな?と発信もできますしね。そういうのでやろうかな?と。そういうのが大きいかな。


出るのは自分で決めて、親戚は学校の先生とか公務員が多いから、どっちかというと反対が多かったけどね。色々言われて、「しんどい思いをして、議員なんてせんでも介護施設経営しとった方がいいんでないの?」とかね。

でも地元に貢献することも必要かな?と、地元だけじゃなしに、高砂市全体として成功例を作ってね、広げていければ、高砂市も、人がつながって安心して暮らすというのも、やっぱり、交流があって、ちょっとした困りごとも相談しやすい環境があって信頼関係ができるようんな地域があるのが、安心できる社会かと思うんでね。そのために今できることをやろうと。

 

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Q.議員として大事にしていること

 

経営者の立場で見るとおかしいことたくさん
市を見とって、経営者の立場でみるとおかしいことがたくさんあるんです。

会社で勤められてたらわかると思うんっですけど、AIなんかもっと使えばいいわけですよ。自動化できる業務は山ほど市役所にあるんですよね。若い職員さんからの意見を取り入れて改革していく。

民間企業は改革していかないと潰れていくんですよ。やはりその新陳代謝的なものですね。トヨタの改善、QC活動とかね、そういった活動があるんですけど、そういうのが、行政は前例主義なんですよ。

変わらない。変えたくないのか、変わらないのか。で、そういう意見を潰しちゃう上がおったりするわけですよ。で、個人情報保護というのも厳しくて、行政だったら、余計に厳しくて、個人情報は出すなと。自治会活動の中で、こんなに困っている人がいるという情報すら出さへんかったっら助けようがないじゃないですか。


本当は個人情報保護法でもこういう活動にするので、これに合意した人はみんなしてもいいですよ、個人情報もオープンにしていいですよ、と、ルールはあるんですよ。ただ、それをサボタージュしてるわけですよ。個人情報だから出せませんて一発で終わっていて、個人情報はこうゆう運用にしながら、お互いの信頼関係を作る、逆に指導をしなければならないんですよ。

でも市役所は閉じてしまっているんです。だから、そういうおかしなところが、民間でいてもわかるし、そういう組織の改革にしても職員の研修、職員の提案制度、やっぱり民間より遥かに遅れている。そういうところは、市役所が良くなって、有効に税金を使っていただいて、街が良くなっていくようにつなげていかないと、無駄なことにお金をかけて、効率が悪ことにお金を使っているのかな?と思うんですね。


病院のことも赤字なんかあかんやろと。赤字なんて企業なら潰れるぞと、毎年赤字補填で4億5億出して、基準内というのがあるんですよ。建物の償却分も市が負担すると。6、7億あって、10億近いお金を毎年ドブに捨ててると思うんですよ。

企業経営者としてね、そんなん自分で生きていくなら、その10億は自分で稼がなあかんやろと。稼がれへんのやったら、民間売却でもなんでもして、市は行政の中で10億円の、例えば道路を整備するなり、橋を整備するなり、安全を担保するために有効に使ってかなければいけない。

遅れている水道なんかも、かけてでもやらないかん、これは企業会計だから、一般会計とは別なんですけど、そういうところもせなあかんだろと。公共施設の更新も全然できずに、減価償却いうたら、積んできたお金で、さらに更新していって、さらにより良いものにしていくんだけど、作りっぱなしなんですよ。なので、どんどんボロボロになっていく。

球技場にしても陸上競技場にしてもトイレなんかも汚いままだし、本来ならば、減価償却分をお金積んで、更新に充てていかないと、時代遅れのものにどんどんなるわけですよ。企業経営からしたら、信じられないことが行政の中で起こっているので、そこは言うていける、言うてもするのは市役所なんでいうだけなんですけど、それをやっていかないと、ほんと市民のための税金にならんのじゃないかと。


議論をすることでより良いものに
一般質問、それぞれの常任委員会と、例えば建設環境常任委員会でしたらCO2のことも議論できますし、生活環境、水道、都市創造ですよ。文教厚生委員なら、福祉ですよ、とかね担当担当で、分けて、常任委員会で議論できる。これおかしいとは言える。


ただ、おかしいからと、こうしなさいと、強制力はない。予算に対しての拒否権はある。この予算を認めないよ、という話はできる。予算の執行権は市役所、市長部局が持っているからね。でも、まあ指摘はどんどんしながら、より良いものに、なぜそうなっているんや、とかね。指摘もしながら、より良いものにしていくのは議員としての役割だから、議員も勉強しないと。

 

外部委託ばかりでいいのでしょうか?

例えば、大きな計画と言えば、総合計画とかね、これ1番の市役所の骨太の計画で、そこに連なっとるのが、地域福祉計画だとか、その下に連なっているのが、介護保険事業計画とか高齢者福祉計画、とか障害者福祉計画とかがこの下に連なっていて、それぞれの計画をどんどん作るんだけど、その計画ってほとんど委託なんですよ。

だから自分で作れないから、放ってるわけですよ。外部委託すると何があるかっていうと、ほとんど、国が決めてるようなワンパターンの外部委託業者が計画を作るわけで、何の意図もないというか、市長の想いがなければ、ありきたりの横並びの計画でいいんですか?と思うわけですよ。で外部委託料ばっかりで、なんで自分達で考えないのかな?と。


やる前にビジョンを作らないといけない。将来のビジョンを。だから、その将来ビジョンを作るのはトップである市長の役割かな。市長が市長選で公約としていうて、私はこうゆう市を作りたいんやということがあるんやったら、それをビジョンとして外部委託業者に振るんじゃなくて、自分達である程度は作り、その後委託してもいいけど、その前にこれは絶対盛り込んでからやってよ、とせなあかんわ。

なんか、もっと想いがないんか?と市役所の職員に思いはないんか?市長のとしての、こんな街にしたい、こうゆうことを解決したい、いう想いがないんか?と、思いますね。


私やったら、地域の共に言うんやったら、地域の人と、どうやったら近くで地域の声をうまく拾えて、地域の人と一緒にこうできる街になれるのか、そのために、総合計画で何をするんや、具体的な計画は、ここを絶対に、入れないとあかんよね、とか。

福祉でも地域包括支援センターっていうのがあって、主任ケアマネ、社会福祉士保健師又は看護師の3つの職種の人を置いて、要支援、ちょっと衰えてきた人の相談とか、地域の相談だとか、権利擁護の相談だとか、そういうのをやりましょう、と。おっきな都市なら、神戸市で74の地域包括支援センター姫路市で23。高砂で1つ。加古川市6つ。神戸市で2万人に1つ。姫路市も。大体2万人で3職種を置けるような包括の大きさになるんです。加古川で4万かな。加古川市だと、例えば、私の事業所があった別府町と尾上町で、加古川南として1つ。何が分割していいというのは、地域に張り付くんですよ。で看護師は何をているかと、地域のサロンにいって、健康、血圧測ったり、ちょっとして相談に乗ったりとか、地元に張り付いているんですよね。


で、いまこんなことに困っとんや、と話が広がっていくんですね。「言いに来い」じゃなくて、例えば、「あの看護師さんやったら話してもいいわ」って、信頼できてから話してくれるんですね。そうすっと安全安心に暮らしていけることに近づくんかな、と思うんですね。

高砂市も分割したら、どうですか?と何回も言うとんですよ。4分割くらい。2万人と考えたらね。地域の中に入って、いつでも相談できて、信頼関係ができる。これが一つの共に、いうことではないかと。

今公民館の地域交流センター化というのが一つ。これも悪くないと思うんです。社会教育施設としての公民館の位置づけから、市民がもっと使いやすい交流センターにする、のはええやろうと。だけど、それをするんやったら、本当に、そこにいけば色んなことが解決できるとか、相談ができるとか、逆にそこで研修会を開いて地域のいろんな課題をそこで話し合いの場を作る、そのための仕掛けを作らないといけない。そういう見識のある人を貼り付けるとかね。そういう「共にを作るなら何をするべきか?」「信頼関係ってどうやって作れるの?」というのをそこに盛り込んでいって、具体的な計画に反映できるようなものになれば本当にいいのかな、と。


私やったらそういうふうに考えて、委託ばっかりじゃなしに、計画自体もそういう格好で、これを入れてくれるのなら委託業者で、あとは言葉のやつは作ってもうていいんだけど、それが見えへんのです。なんか丸投げみたいな。

委託というもの在り方とか、想いを委託業者に伝えた上でやっとんのか、と、よく市民の声を聞きますいうて、市民の中に委託業者がきて、市民の声を聞くって、地域の人集めても若い人来ないでしょ、連合会長さんだとか、自治会長さんだとか、民生委員さんだとかばっかり集めて、「別にいいです。意見ありません。」言うたら、地域は意見がありませんでした、ってなってしまう。

 

本当にやるんやったら、全世代巻き込んで、子育て世代の人やったら、子供委員とかPTAだとか、お母さん連中を集めて、何か困りごとないですか?って案内して、そういう人を集めて、子育てについての検討をしたいので集まってくださいとね、なんかそういうふうに集めて聞かないと、本当の声って、困りごとってあるんですよね。あるんやけど、本当の声を聞けないのではないかと。だからあの、聞き方も、聞いた体をする、アリバイづくりに終わってる気がするね。

 

明るい選挙推進協議会

私、明推協の会長やって、議員なる前にね。県の研修会行くんですけど。大学生でも模擬選挙やってみるとか、選挙とは何かとか、民主主義とは何か?主権在民とは?など。というのを高砂市でもやったらどう?とか。聞いてみると、「やってる」って言うんです。高校の生徒会長の選挙に箱を貸してますと。

ちょっと違うよねと。生活に密着したことを選ぶ、選挙で選ぶ、議員を選ぶ、主権在民とか、民主主義とはどんなものとかを教えないと。教えた上で、例えば市長選の模擬をやるとか、自分が市長になったら何をするとか、A案B案C案という候補者がいたら、その候補者が出て自分で討論するとか、そういうことをしないと。

県研修でやっていた、大学生の模擬選挙でね、4人ぐらいの候補者が案を持ってきて、模擬的にやってんだよね。そういうことをやらないと、高校生の選挙に箱を貸しましたって、そんなんじゃ何の教育にもなってない。


明推協で改革しませんか?といっても、あんまり考えてない人が多かったですね。やろうとする枠組みはあるんだけど、有効に機能しない、してない。市民の声を拾いたいっていうて、上手に拾えていない、というのかアリバイづくりだけになっているのか、アリバイづくりのが強いのかな。

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Q.見守りカメラの議論

自分達で守ろうと言う意識・ソフトも大切

お金があるんだったらつけてください、という意見がほとんどですよ。この1億円を他のものに使ったら、もうちょっといいことに使えるんじゃない?とかね。そういう議論があるんじゃないか?と、ちょっと反対はしたんです。


私が思うんは、市民が自分達の孫を見守るというソフトの部分をもうちょっとしっかり作らないといけないんじゃないかと。

安全安心なまちづくりというのは、絶対誰も反対しない。そのために見守りカメラだけじゃないだろうと。で、ドライブレコーダーを使って、ボランティアの車につけて、街中走ってもらって、犯罪が起こったところのデータを提供してもらう、街レコプトジェクトっていうのを亀岡市でやっている。相当軽犯罪数が減ったと。

でも、画像を利用したということの件数は少なくて、でも減ってるって、何か自分達で守ろうという意識、ソフトの部分がね、住民が住民たちが自分たちで守ろうという気持ちになると、なんかあった時、声かけようかという行動にでることがあるのかなと。これお金いらないんですよね。

だから、議会でも説明したんですけど、見守りカメラでお金かけてハードを整備する、これは、なんぼかはしてもええんやけど、ソフトの部分の方がもっと効率良くできるんかな?という気持ちがあって、ハードとソフト両面で安全安心ってどうやったら、できるんか?という議論が必要なんと違いますか?が、私、委員会で聞いた内容なんだけどね。まあ、なかなか、それもドラレコプロジェクトもあんま、しようという意識は無いみたいです。一つの事例としては面白いと思ったんですけどね。


新政会は最大会派ですので、意見が通りやすい面はあるのかな、ただ、議員それぞれ。例えば、自民党員にはなっていても、国政から言われて動いてる訳ではないし、自分の信念の中で動いているから、自民党から言われているから、こうしないといけないというのはない。ある意味、自分の想いだけで動いているところが圧倒的に強いかな。市議会議員て、地域の代表の面もあるから。


Q.高砂市のポテンシャル

コンパクトシティ
高砂市のポテンシャルというのは、8万人という規模はできることは、動きやすいとこで、大きな街だとしやすいこともあるが、動きにくい面もある。地域差も出やすい。高砂市はコンパクトで地域差も、山があったり海もあったり、住民が集中している部分と、本当に片田舎の部分とそんなに差がないから、ある意味やりやすいのかなと。

で、本当に私は、地域の中で地域の人が街をよくするという思いを持って信頼関係ができるような社会をみんなで作っていくんだっていうことは、できればこれぐらいのコンパクトな街が動きやすいかな、と思ってます。


姫路みたいに大きかったり、神戸みたいにもっと大きかったりすると、そこはなかなか浸透しにくいかなと。

例えば朝来市とか、あそこで3万人くらいかな。あそこでいろんな活動をしているグループでも、地域のそうゆう、両隣の人と交流することをやってるのは、あれくらいコンパクトだからできるのかな。昔ながらの風土だからできるのかな、と。

高砂市もそういう風土が残っているし、色々なんですよ。他から移り住んできた人、元々の地元で何代も前から住んでる人、ここのやつの、うちも良く言うんですけど、ここを村の人が牛耳ってしまって、よそものみたいに扱ってて、何十年も住んでるのに、よそ者に扱ってて、これはおかしいから、ここを上手いことやって、入りやすい街に、やってったら、高砂市くらいのレベルなら、やりやすいのかな、と。


やっぱり、「ありがとう」と言える街になったらいい。ちょっと困ったら、助けてあげるとか、畑してる人なら、これもらってありがとう、とか、若い子やったら、子供おったらたくさん食べるだろうから、ありがとうで、いいと思うんですよ。ちょっとありがとうが言える街になってくには、ちっさい規模の方が、やりやすいのかな?そこにポテンシャルがあるんじゃないかな?と。


これぐらいの規模だからこそできること。もっと密にできること、安心安全のまちづくりの中でも、地域の信頼関係の中でも、難しいですけど、号令かけたら、これぐらいの市だったら、できるのかな?とかね。

 

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積極的に市民の声を聴いていくことが必要

お祭りのコミュニティでも地域の人が中心になってしまって、他所からきた人が入りにくいって聞くんですよね。それを打破して、お祭りは誰がきてもいいんですよ、と、いうふうに、そこを直すところから始めな、それを号令かけてやっていくというのも、市長の想いとか、こんなんあったらいいとか、言いやすい。このぐらいの規模なら、みんなで頑張ろう、盛り上がろう!いうたら、それはそれで面白いかな。


テーマを決めてそれにまつわる人を集めないと、ザクっとした話だと、なかなか発言できないから。それぞれのテーマに興味のある人を集めて、本音を言い合えるようなものがあったら、僕もいいかな?と思うけど、どうしたい、って想いを持ってる人って少ないかもな。

本当に困ってることがあっても、言うていいのかな?と顔色伺っているのかもしれない。奥ゆかしいというのか。本音を言うても、ちゃんといくよって姿勢がないと、本音を言うたら、批判されると、人は言えなくなる。どんなことでも言うてくださいという、受け入れの体制いうのか、それを作ってあげないと、言いにくいですよね。行政もそうなんですよ。もっといろんな意見を、ワーワーと主張するばっかりの人もいるんだけどね。

議員の役割は3つあるんですよ。チェックの機能と、市民の声を届ける機能と、法案、法令、条例を作る、そういう機能がある。その作る機能と届ける機能が弱いかな。

チェックはしっかり議論というのはできている。届けるためには、ある意味、地域の中で実践もしていって、課題の本質を把握した上で、届けていくことが必要かな、と。私が思っている、共にというのをどうしたら作れるというのが本質なんだけど、それを届けても、まだまだ、至っていない。

市民の声を聞くところは受け身になってしまっている。もっと、意見を言いやすい環境というのは、テーマごとに意見を言える人を集めて、若い人も含めて、声を聞く、ほんまに聞くんや、という姿勢が大事。議員も言いたいことがある人の声をしっかり聞き続けることが大切かな。地元のまちづくり協議会、福祉委員会、やってて、お寺の代表総代やって、地域の評議員もやったんやけど、そっから拾った言葉は届けていく感じかな。


若い人に入っていただきたいが、難しいです。昔は地域の主婦が核だった。今は共働きで、女性は苦労している。今は、福祉の方が聞きやすいくらい。福祉委員会も60代が中心となってきてるんで、どうやったら、後任者にバトンタッチできるんだろうって、難しいです。

消防団も、自分達の村を守ろうと入ってきてくれたら嬉しいんだけど、なかなかね。20代の子もなかなか。やってみたらね、与えられたポジションはやろうという責任感はあるんですよ。だから、若い人にもある程度ポジションを与えてあげたら、やったら面白いやんと、いう人も出てくるかもしれない。巻き込みですね。

 

科学的な知見

化学式とかも化学がわかっている人がそれなりの話をすると、頭整理できるようになるのは、役に立っているのかな、と。CO2の話も数字の話ですしね。そういう科学的知見がないと議論ができない。蓄電池をおいても、CO2には意味ないよ、とか。自分でつかんうんか、送電線に送るんかってだけで、いくらも電気作ってない。蓄電池に補助金使って、CO2削減て言うてるんだけど、意味ないんじゃないの?と。


蓄電池の役割としたら、例えば南海トラフとか地震が起きた時に、自前の電気を持ってる地震対策、危機管理にはなる。が、蓄電池自体がCO 2削減になるわけではない。そういうのも、わかってないから、言わないと、説明がいる。地球温暖化のための補助金としてあげてるのは意味が違う。そう言った部分からでも、議会に貢献できればいいかなと思っています。

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選挙事務所

高砂市北浜町北脇33

本庄設計事務所1階 9時〜17時

09090411676

 

ーーたかさご選挙.comレビュー・岩見明さん

福祉専門職の知識、論理的思考、会社経営のノウハウ

温和な接し方や話し方で親近感を抱きやすく、論理的な思考が魅力の議員さんです。福祉関係の現場出身で、困りごとを聞いてサポートにつなぐ経験値も高いことからも、相談事や頼み事をしやすい距離に居る議員さんの一人です。福祉専門職の知識、技術スタッフとして培った論理的思考、会社経営のノウハウを活かした取り組みが議員としての特色になっています。民間企業の経営経験や科学的知見などは、議会にとっても貴重な議員さんではないかと考えます。

高砂市議会議員・新政会・現職1期目。市議会だより編集委員会委員長・建設環境経済委員会副委員長・高砂市民病院経営改善対策特別委員会・高砂市都市計画審議会委員。