森ひできさん
話しやすい癒し系の聞き上手
Q.議員になられた経緯
地域に根差して一人の人を大切に
12年前、設計の仕事をしていました。最初このお仕事の話をいただいた時、やれるかどうか迷ったんです。公明党の議員になるからには今までの仕事を一切辞めて、市議一本で叶えていかなければいけません。
それまでは政治について色々勉強はしておりましたが、まさか自分がそのような形になるとは思いませんで、今までは応援する立場で、一生懸命頑張ってたんですが、まさか、でした。決断するまで時間かかったんですが、いろいろなところに相談に行ったりですとか、自分が肚決まるまで、時間かかったとこはありました。
それでも一人の人を大切にしていく、というところなどを、公明新聞で考え方を議員としてしっかり学んで、地域に根ざして、皆様の代わりにしっかり声を届けていく、それが大事なんだなと。お役に立てるのであればと、決意さしてもらったところがあります。
最初はその一点だけですね。
今も大変です。国、県、市のネットワークに加えて、市民のみなさんとのネットワークもできているので、常に一挙手一投足。あそこ歩きよったね、とか、すぐ、あの、見つけられてしまう形ですので、変なこともできませんし、いろんな方から森さん来てと、相談を受けます。
とにかく誠実に丁寧にすぐ動くことだよ、と先輩議員からも教わりましたし、私も市民を守る!そこを大切にしようと決意もさせていただきましたし、それをやり抜こうと今でも原点は変わりません。このようなネットワークも自分の周りにできているので、これからも頑張ってまいります。
地元の地域もそうですし、私が担当している、伊保、曽根、北浜のいろんな方から相談を受けています。誰々さんに聞いて、直接森さんにお電話しました。ということなど、ありがたいですね。
Q.公明党は市民相談が圧倒的に多い?
生活に直結する相談が多い
高砂地域だけでなく、他市にお住まいの方に関する相談もあります。相談内容をよく聞き、どのような解決策があるのかお調べしたうえで、適切に関係機関へつなぐことや、法的に解決しなければならない場合など、様々な問題解決に向け動いています。
他市にお住まいの方の場合、公明党の横のネットワークですぐ近くの議員におつなぎし、親身になって対応してくださるなど、全国にある横のつながりが強みであると感じています。また、国、県、市と縦のネットワークも強みであり、このようなつながりを一層活かしていかなければならないと思っています。
Q.大事にしていること
市民から身近に感じてもらえる存在でありたい
人のつながり、ネットワークが大事だなと思いますし、調和を乱さない。現場の悩みをお聞きし、調査研究を重ねたうえで予算質疑や一般質問等で取り上げるなど、日ごろからの努力が大事であります。これからも少しでも議事録に残せるよう肝に銘じてしっかり取り組んでまいります。
市民から身近に感じてもらえる存在になれたら良いですね。メールで相談を受けることもありますし、その中には、森ちゃんきてか、という感じでネットワークが近い方もおられます。このように小さなことから、切羽詰まったことまで、生活に関するご相談があります。
とにかく関係機関につなげる
相談の中には今すぐ動かないといけない案件もあります。今日ご飯が食べられない。電気もガスも止められて、というような命に係る相談もあります。私はその方の思いに立って一刻も早く問題解決ができるよう、様々な関係機関の窓口につなげていきます。
Q.高砂市の課題
少子化に歯止めをかけていかないと大変なことになる
少子高齢化を、少子化の部分を、これだけ手を尽くしてやっていても、10年後に後悔できないですよね。今、とにかくやれるだけのことはやって、安心して子供を産み育てられる環境のところを、できる限りのことをしていかないと。
将来的に減りました、子供を産んでくださる女性の年齢層がもっと少なくなりましたっていうと、取り返しが付かなくなる。結構あの、高齢者の方からも年金どないかして、とたくさんお聞きするんですけど、子供の数が増えないと年金自体が増えない仕組みがあるので、勉強会なども行いながら、子育て世帯に手厚いことに対する取り組みのことを納得していただけるよう努めるようにしています。
少子高齢化言いますけれども、少子化をなんとか歯止めをかけないと大変なことになるなということがありますね。
高砂市は待機児童0で堅持してるんですけど、実は近くにおばあちゃんがいるんで保育園入れなかったなど、実際は見えない部分の待機児童はあるんですけれども、だんだん緩和されてきてますんで、とにかく希望すれば預けられるような状況にはなっています。
保育士の待遇改善にも取り組む
保育士さんから現場の状況をお聞きすることがあります。職場の中の環境の改善や待遇が低いことなど、近隣他市に比べ本市の待遇等の改善を望む声をいただいており、今後の取り組みを望まれています。
Q.高砂のポテンシャル
コンパクトなまちづくり
高砂市域がそもそもコンパクトであるため、移動手段を整備すれば縦横無尽に動けることや、比較的平坦なまちなので自転車等で移動しやすいと感じています。いざとなればタクシーを利用した場合でも1メーターで済むことがあり、便利さを感じています。
沖浜平津線という広い道路が整備されたことにより、新たな店舗が増えてきています。これがストック効果いうんですけれども、民間の活力を得ながら、高砂がだんだん住み良い街だねと言われるようになる伸び代を感じています。
ポテンシャルの部分はサンモール跡地ですかね。そこは今、民間の事業者が取得しており、今後の動向が注目されています。
山電高砂の駅南周辺地域の南口のまちづくりについては、市民や民間事業者も一緒になって、まちづくり協議会が進められていますので、今後の良い方向で良い部分を活かしながら開発できるよう期待しています。
また、山陽電車の連続立体交差事業や、播磨臨海地域道路などスケールの大きな計画が示されていることや、JR曽根駅周辺の整備についても市民が長年にわたり期待を寄せている事業であることから、これらのことが着実に進められ、新たな高砂の希望や活力に結びつくよう期待されています。
市民相談は自転車でもいきます。
市民からの相談があればすぐ伺うようにしています。地図でお調べし、周辺に駐車スペースが無ければ自転車でいくこともあります。というか、自転車や徒歩で移動することが多いです。時間が合えば、コミュニティーバスも利用しています。
このような市民相談を通し、現場の声を真摯にお聞きしています。問題解決にむけ、関係部署につなぐこと、あるいは法的な解決が必要な場合は弁護士につないでいます。それぞれの地域ごとの課題や要望などを取りまとめ、議会質問として扱うことや、会派要望としてとりまとめ市長部局に提出しており、市民の声を大切にしています。
ーーたかさご選挙.comレビュー・森秀樹さん
話しやすい癒し系聞き上手な生活相談担当
非常に物腰が柔らかく、優しいトーンの話し方で、話しかけやすい癒し系スタイルに魅力を感じました。頼み事をしやすそうなイメージがあるので、相談を持ちかけられることが多いのも納得な印象です。記事にもあったように、議員としての実績よりも、困った方を助ける方を優先して活動されているなと思いました。とにかく、住民相談を中心にして活動する公明党イズムのようなものは、会派で徹底されているようです。
高砂市議会議員・公明党・現職3期目。広域ごみ処理施設対策特別委員会副委員長・決算特別委員会・市議会だより編集委員会委員・高砂市環境保全協議会委員。