政治は身近なほうが良い.com

近隣地域の市政情報や気になった政治ネタを発信しつつ、市民、国民を想い行動されている方を応援するブログです。

坂本まりさん

LOVE高砂❤️

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『政治をもっと身近に』

私たち世代は特に、政治離れが顕著だと感じています。

「選挙で誰を選んだらいいの?の前に、そもそも、議員さんって何をする人なん? 普段何してるん?」といった質問をされる事があります。

まずは、私たち世代に、政治をもっと身近に感じていただくことが大事だなぁという事で、加古川の女性市議会議員の方と連携して、対談イベントでお伝えする活動をしています。

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対談の中では、皆さんにある選挙権、議員の議決権、市長の執行権の説明もしますし、議決権を持った議員の重い責任、正しく議決するために、情報収集や調査研究、それから市民の声をしっかり聞くという事を日々おこなっている事なんかもお伝えします。

それと、皆さんに、身近な課題やその解決に向けた活動や提言内容などもお伝えをして、ちょとでも同世代の方たちに、私たちの生活に政治って直接関わってるんだなぁって、身近に感じてもらいたいと思っています。

あと、議会の内容や議員活動を報告するという事も大事だと思っているので、定例議会ごとに、坂本まり通信の発行をしています。

 

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Q.議員になられた経緯

高砂をもっといいまちにするために、私ができる事を!

高砂商工会議所勤務時代に大きなライフイベントとして、結婚、出産があったんです。平成23年に長女、平成25年に長男を出産、それぞれ育児休暇も1年ずついただきました。

2回目の育児休暇後に、部署異動があって、高砂市観光協会の担当になったんです。

とにかく忙しかった。休日のイベントも多かったですし、残業も続きました。

保育園の送迎、育児、家事と、仕事をどうやってこなしてたのか、はっきり記憶にないくらい、ただただ、日々の暮らしでいっぱいいっぱいだったんです。

仕事を一生懸命すれば、ちゃんと子育てしてるんか?と言われる。

子どもが熱を出して急に早退や、休暇を入れれば人に迷惑もかけるし、チクリと言われたりもする。

一生懸命やってるのに、なんで、こんな事言われて、こんな想いしなきゃいけないのか分からない。

でも、当時は全てが自分ごと、自分に余裕がない分、社会全体の課題として捉えることができなかった、本当に、ただ、目の前のことに追われてた。

 

それでも、この2年間、「観光」をとおして町の活性化に携わらせていただいた事は、私の大きな大きな経験となったのも事実だし、確実に今に活きてます。

 

そんな生活を2年間を過ごして、中小事業者さんの支援を行う部署に異動になった。

経営指導員として、直接、中小事業者さんと携わる仕事は本当に楽しかったし、やりがいもあったんです。

高砂市は商工業のまちなので、直接、中小事業者さんをご支援することは、高砂市の発展に、絶対つながってるって自負もありましたしね!

 

その中で、女性起業家さんの支援を担当させていただくことになって、補助金の申請支援や勉強会の開催、税の仕組みや労務関係のご指導をさせてもらったんです。

女性はライフイベントで職業選択が左右されやすい事もあって、起業して自分時間で働くということで、起業される方も増えて、これはこれで、すごくいい事だとは思ったんです。

でも、逆に、組織に属して、時間の縛りもありながら、いろんな悩みを抱えて働く人たちへの支援って、少なすぎるんじゃないの?って思うようになって、私みたいに、子育てと仕事の両立で悩んでる人だっているだろうし、定年後の過ごし方や、人間関係、様々な悩みがある、組織課題でいうと人材確保や人材育成、こういった課題解決を支援するには、私はどんな知識を身につけたらいいんだろう??と。それで、令和元年にキャリアコンサルタントいう国家資格を取得したんです。

今振り返ってみたらなんですけど、この頃、子どもたちも少し大きくなってきて、やっと、自分ごとではなくて、広い視野を持てるようになってきてたのかな。

 

資格も取得して、商工業のまち高砂で、商工会議所職員として私なりのやり方で高砂市の発展に寄与できる仕事をしようと本気で思っていたんです。

でも、色々な人と出会って、お話をさせていただくなかで、高砂市全体を考えたときに、もちろん商工業のまちなんだけど、それだけで、高砂市がよくなるわけではない、もっと色んな課題が山積してる、もっと大きな視点で考えたら、それだけじゃ、ダメでしょ?と。

商工会議所職員として出来ることに限界を感じ始めて、ちょうどそのタイミングで市議会議員補欠選挙が行われることになったんです。

 

もともと、父が、長年、高砂市議会議員をつとめさせていただいていて、政治が自分の身近なものだったことと、選挙にも携わってきていた。

ただ、だからこそ、それまで、私が議員になるなんて考えもしていなくて、むしろ、議員の大変さも選挙の難しさも知っていたので、避けて通ってきてたという方が正しいくらい。

 

でも、周りの方々に、いくなら今や!と後押ししていただいたことと、今、お話しした商工会議所での経験や感じた想い、もっと高砂をいい町にしたい、私にできることをやりたい!という想いが強くなって、避けてきた事から逃げてちゃダメだって思ったんです。

 

政治活動や、選挙に対してのジレンマは正直いうとあります。

それぞれ、皆さん、事情はあるでしょうが、私の家庭事情でいうと、夫も三交代だし、まだ子育て中という環境において、政治活動や選挙活動に専念できない。子どものせいにしたくはないけど、時間が取られちゃうのは確かで、

 

ただ、この子たちがいるからこそ、子育てママとしての視点を持って政治に活かしていけるので、その強みで、時間的な制約はカバーしていきたいなと。

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Q.議員として大事にしていること

生の声を聴ける議員でありたい

今PTAと自治会でも役をさせていただいているんですけど、その中で、保護者の声や、地域の方の声をお聞きする事ができる。

かしこまって、相談に行きます!だけじゃなくて、雑談の中でお聞きする話を逃さないように心がけてます

ママ友さんとの会話や、LINEの中でとか、できるだけ、正直な生の声を反映させたいと思っています。

そうなると、聞ける範囲が限られてはくるんですけど、ただ、坂本まり通信を発行したりすると携帯番号も載せているので、結構ご相談も頂いたりもするんですね。事務所にいる時に、フラッと来ていただいたりもあって、そういう生の声を聞くのが1番だなと思っています。

 

今はまだ経験も浅くて、大きなことをやるほどの政治力はないですが、皆さんの身近な課題解決には真摯に向き合いたいと思っています。

 

Q.高砂市の課題について

まずは組織改革!やり甲斐をもって仕事を!

この2年間の一般質問で、2回取り上げさせていただいたんですけど、

まずは、挨拶から始めなきゃいけない。

職員さん、お一人お一人とお話しすると、皆さん、すごく能力は高いし、けっこう面白い人もたくさんいて、それぞれ想いも持ってる。

でも、組織全体で見たら、どうにも元気がない、組織がうまく回っていない印象を受ける。

本当に残念だし、もったいないなぁという印象。

何より、挨拶ができない、接遇態度が悪いというのは、もってのほかだと思ってます。

挨拶ができない組織が、いい仕事ができるわけがない。

 

まずは基礎の基礎で、挨拶から始めないと、そこからですよ。

基礎ができてないのに、発展的な施策をやっていけるわけがない。

特に、総合計画の中でコンセプトとして、市民と共にというけれど、あいさつや接遇できずに、市民と共になんて無理ですよ。

 

職員向けのキャリアコンサルティングもしっかりやってほしい!

豊岡市長が取り入れられてて、それがすごくよかったんですよ。

まずは自分のキャリアプランを考える。職員としてでも、個人としてもいいし、自分自身のキャリアプランを考える中で、自分の仕事は誰のためになっていて、どう社会に活かされているのか、を見つめ直す機会があってもいいと提案させていただいたんです。

なかなか進まないですけどね。

 

職員さんが、やりがいをもって、意欲的に仕事に取り組んでいただく事

組織内でも、市民向けにも元気なあいさつが出来る事

市民をお客様という意識で、丁寧な接遇をする事

 

まずは、そこから!と思ってます。

 

一つとしてね、市長が掲げている日本一住みたいまち高砂をどう目指すかを、職員さんたちが具体的に考えてやってみたらいいのにって思います。

部署ごとに違ってもいい。私たちの課は、これで日本一目指すんだ でもいいじゃないですか。

大きな事じゃなくてもいい。そこから見えてくるものがあるかもしれない。

 

あと、シティプロモーション室というのができて、高砂市をプロモーションして、移住定住人口を増やすと。

それでも発信力がまだまだ弱い。

例えば、高砂市の子育て環境。公立園でも民間園でもしっかりと情報共有ができていて、先生方が一緒に研修を受けたりして、保育環境が充実してるんです。

他市として比較しても、素晴らしい環境だと思うんですよ、でも、そういったいい点が市民に伝わっていかない、もったいないなぁと思います。

もっと、発信力を発揮していただきたい。

発信力には、デザインも大事だと思ってるんですけど、高砂市って、正直、まだまだ、ダサいんですよね(笑)

チラシ一つ、HP一つ、公共施設然り、デザイン性っていうのを、もっと重視してもらいたいなぁと思ってます。

 

Q.これからの高砂市

高砂ならではの地域力を活かす

本来で言うと全体的な展望を語るのは、市長の仕事かなと思ってます。

ただ、その中で、高砂らしさっていうのは無くさずにいたい、という想いがあります

どんどんマンションを建てて、人口増やしてっていうのを目指すんじゃなくて。

 

高砂ならではの地域力というのは、本当に素晴らしいものがある。

こんな狭い市域で、各天満宮、各神社であんなに大きな祭りを続けてこれてるのは、その最たるものだと思うんです。

この地域力、高砂市民の力、他市に負けないパワーを皆さん、潜在的にもっているので、そこを上手く引き出せる、そんなまちであってほしい

高砂市の強さって「人」だなと私は思ってるんだけど、地域の希薄化、地域の担い手不足が大きな課題となっていて、

小さい頃から、地域との繋がりだったり、地域課題を自分ごととして捉えて、行動できる力を身につける教育をしっかりするなかで、高砂高砂らしく存続させたいです。

 

あとは、商工業の発展ですね。

それは、高砂市には絶対欠かせないので。

大手企業さんの発展はもちろんなんですけど、そこに依存するのではなくて、共存していける関係性っていうのはずっと持ち続けなければいけないと思います。

そのためには、中小企業支援っていうのに、もっと力を入れてもいいんじゃないかと。

 

後継者不足や、新規事業開拓、人材確保、人材育成、中小事業者の課題は山積してます。

中小事業者も、高砂の雇用を守ってくれているので、持続的に発展をいただかなければならない。

もちろん小規模事業者、個人事業主に対しても。

市独自の一歩進んだ支援施策を打ち出して、もっと、応援したいですね。

 

あと播磨臨海道の話も進みつつありますが、とある方に「まちづくりは道づくり」という言葉をいただいたこともあるくらい、道づくりも欠かせない。

あと、駅前開発もですね。

高砂らしい未来をみんなの力で、もう一回、創りあげたいと思います。

 

子供の遊び場は心の中に残るもの

あと、公園の充実に力を入れていて、高砂市都市公園も児童公園も含めて、他市町に比べて遅れをとっているのは否めないと思っています。

一般質問でもさせていただいて、公園の充実を訴えてきました。

担当部署の方ともお話しさせていただく中で、今ようやく遊具の長寿命化計画に予算をとっていただけることになったのと、「公園の在り方」の策定にも着手いただきました。

自分自身も行政に訴えるだけでなく、子ども公園部という活動をしていて市ノ池公園の奥にある鹿島扇平自然公園、ただただ自然が広がってるだけの場所なんですけど、小学生とそこの活用というのを考えたんですよ。

どんな公園で遊びたいかとか、どんな公園にしたいかとか、を話し合うなかで、子どもたちが色んなことを考えてくれて、「公園に来るのは子どもだけじゃないわ」とか、「一緒に来てくれたお父さんお母さん、私らが遊んでいるあいだ、どないしたらええんや?」とか、「私、妹弟ちっちゃいねんけど、一緒にくるんや」とか公共の場を自分たちだけじゃなくて、いろんな人たちのためにどう使う?って、子どもたち本当に一生懸命考えたんです。

さらに「ツリーハウスを作りたいんだけど、船の形にしたい」と。

「なんで?」って聞くと「松右衛門帆で船の帆を作りたい、高砂のいいところアピールできたらいい」と。

そしたら、別の子が「この公園に来て、高砂市をみんながもっと好きになってくれたらいい」って言いだしたり、地域愛を醸成したいなっていうことで始まった取り組みなんですけど、子どもたちは予想以上に、しっかりと地域のことを考えてくれたんです。

公園、自分達の遊び場を通して、子どもたちがちっちゃな思い出を積み重ねてね、おっきなことじゃなくても、楽しい日々の積み重ねで、大人になった時も高砂に対しての愛情が心の中にある、というところを目指したいなと。

 

高砂市民プールが廃止になるんです。令和5年度の営業を最後に。

今、地球温暖化の影響で、夏場も気温がすごく高い。

公園で遊びにくくなると、子どもたち、家でずっとスマホとかゲームとかしてるんですよ。夏休みの間、ずっとこうやって過ごしてていいわけない。

市民プールの思い出って旅行などに比べたら、大した思い出じゃないにしても、あそこで食べた揚げパンの思い出だとか、ナイタープールで、夜に友達と会うって嬉しいじゃないですか。しかもプールですよ。ナイタープールの思い出って、楽しかった思い出ってずっと心に残っていくんです。

私は公園であったりとか市民プールであったりっていう、子どもがもっと心豊かに育っていける環境づくりっていうのを、ものすごく大事にしています。なので、質問の中でも市民プールのことはしつこく言っています。ただ、公共施設全体最適化計画のなかで決まっていることなので、廃止反対とは言ってません。せめて夏の思い出となるような代替案を出してほしい。プールみたいなおっきものじゃなくていいから、市ノ池の水路に水流してくれるとか、噴水作ってくれるとか、向島公園に海水を活用した人工の水場を作るとか、せめて代替案を作ってほしいと、これからも言い続けるつもりです。

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地域でのちっちゃな思い出の積み重ねっていうのは、きっと心のなかに残っていくので、そういった経験をもっと子どもたちに積ませてあげたい。そのための環境づくりっていうのを、これからも力を入れてやっていきたいなって思っています。

 

 

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選挙事務所

高砂市高砂町鍛冶屋町1407−1高砂座商店街内

 

ーーたかさご選挙.comレビュー・坂本まりさん

高砂愛が溢れすぎて、お喋りが止まらない!

場を明るく元気にする力に溢れ、新人議員とは思えない、物言いがはっきりされているところが魅力的です。高砂愛が溢れすぎていていて、とにかくお喋りが止まりませんでした。市政報告もこまめに発信されていて、真面目に真剣に楽しく活動されてる議員さんです。

やはり、女性議員の魅力の一つって、場が華やかに柔らかくなるところかなと思います。

華がある方です。高砂市で貴重な3名の女性議員さんの一人です。

 

高砂市議会議員・新政会・現職1期目。文教厚生委員会副委員長・広域ごみ処理施設対策特別委員・決算特別委員会・高砂市社会教育委員。キャリアコンサルタント(国家資格)