政治は身近なほうが良い.com

近隣地域の市政情報や気になった政治ネタを発信しつつ、市民、国民を想い行動されている方を応援するブログです。

川端ひろあきさん

高砂市の自然が大好きなロマン派

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Q.議員になられた経緯をお願いします。

 

地域の声に応えていく恩返し

30代の頃から青年会議所で活動し、PTA、青少年健全育成協議会等の役員をさせていただいた中で、渡海紀三朗衆議院議員の選挙活動にも携わり、地域の人との関わる中で2006年の選挙の時にもどうですか?というお話はいただいたんです。

その時は、それはちょっと向かんでしょ、ということでお断りしたのですが、2010年の4月に再度すすめられたんですね。

私自身は高校までは淡路島に住んでいて、商売やって色々な方にお世話になった中で、一つの恩返しとして地域のために頑張ってみようかな、と。

また、さまざまなイベントに関わって、自治会活動も含めて、色んなことをやっとる中で、花屋さんがメインだとそれにのめり込めないというか、街づくりの仕事がメインになったらええよな、という気持ちもその時から芽生えていて、地域に関わる社会活動が仕事になったらなという想いはあったんです。

それと地域の声に応えていかなくては、という気持ち。それらの要因の一つ一つが背中を押してくれて、立候補させていただいた次第です。

 

Q.市議会議員として大切にしていること

 

市民の期待に沿えない時はやっぱりつらい

「待てば海路の日和あり」を座右の銘にしています。自分の力でどうにもならんものは、力づくでするよりかは、自然の力には勝たれへんし、好転するまで待ってすると。そういうのを言い聞かせながら、荒波に出て行く時の心算は当然いるよねと思っています。

というのも、みんな立派な方々の中で、能力が優れているわけでもないので、政治の勉強したわけでもない花屋のおっさんがね、こんなとこに来て大丈夫なんか?という気持ちはあったんです。不安はありました。個人的にはもっと教養よか知識とかあればなと思うこともあります。

ただ何より、一番しんどいなと思うときは、やっぱり期待に沿えない時。「川端さんどうにかならんかな?」と言ってくださっても、なかなかそうそう思うようにいかへん時かな。やっぱり辛いかな。期待に応えられなかった時は辛いものがあります。

みなさまへの恩返しの気持ちでやらせてもらってますので、期待に沿えるようありたいし、そこは大切にしていることですね。

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Q.議員活動で特に力を入れていること

 

コウノトリが来てくれる街は人も住みやすいだろう
環境というより、農村漁業、第一次産業がまずですね。言えばコウノトリであったりとか自然が豊かなところは人間も住みやすいというところが大事です。コウノトリが来てくれるような町は人も住みやすいだろうし、豊かな自然がある色んな生物が住んで快適な環境が育まれるだろうという気はしてます。

以前高砂はPCB全体の問題で公害の町と言われていました。それらがもたらした「カネミ油症事件」などです。今もだいぶ処分が進んでいますので特に蒸し返すつもりはないんだけども、昭和40年代というのは環境破壊であったりとかさまざまな公害が多く発生した時で、環境汚染も深刻な状況になっていましたからね。そういう意味で高砂もPCBであったりとか煤煙であったりとか光化学スモッグも当然ありましたから、高砂はそういう町という烙印を押されていたところはあったんです。それを何とか脱却したいよねということでも取り組んでいます。

おおよそPCBの処分は最終段階に迎えてますので、もうしばらくすれば処分が進められていると思います。ただまあ、高砂市には埋立てで盛土で固めた固形PCBもございますけれでも、一旦そこで安定させてますので、今、自然界に流れているわけではないです。PCBが含まれている油の処分も進めています。それがなくなれば一安心というところですね。

もちろん広域ごみ処理施設は注視しています。例えば車が1台できるまでには何台も潰せるが、プラントになると1オフですよね。1個だけのもの。どうしても初期の設計とは違う結果を生む場合があります。それを設計値に近づける、いわばチューニングが必要なんですよ。ただチューニングに時間は取りすぎたというところです。今、正常値に近い期待に沿った数値が続いているので、初期の調整不足はあったんでしょうが正常な状況にハンドリングができてきたので不安は解消できるのかなというところです。

 

高砂市には魅力的な自然があるのでね、大事にすることはもちろん、その魅力も伝えていきたいですね。

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Q.高砂市の今ある課題

 

財政状況は好転しつつある
財政状況は決して悪いわけではないと思います。今はうまいことハンドリングをしよるなと。借金がこれだけ増えてきてるけども、なんとかこの状況だったら返せるだろうなと言う辺りです。

経営とは言っても花屋さんの経営は日銭稼いでのものなので、何年か先の財務状況を考えてという経営感覚ではないから市のこととは違うんだけど、今の高砂は皆さん頑張ってコントロールしているなと見てます。税収が入ってくる時と払う時が一緒ではないので、その分お金が足らん時はあったんですけど、今は借りてこんでも行けるようになっただけでもだいぶ好転していると思います。

 

今ここに住んでいる皆さんがニコニコとしてくれるまちづくり
人口減少も課題の一つで、移住者へのサービスを増やそうという声もありますが、高砂市が福祉などの面で他の自治体よりサービスが劣っているわけではないと思うんです。

土地の魅力であったり交通の便であったり色々なことを考えて高砂に住まわれると思うんです。うちも気に入ってもうたら、住んでもうたらええのかな、と思います。これ以上特段、移住者に対して特別なサービスをするっていうことは、逆に今住んでいる人にはどうなんや?と。

私はどちらかというと今ここに住んでいる人の生活の質を上げることによって皆さんの満足度を上げてもらう。それによって、それを見た人達が、あーええやんと思ってくれるのが一番ええかなと思ってます。

来てくれる人にこれやるぞ言うたら、今住んでる方から何やねん?というのが、おそらくあると思うんですよね。今住んでられる方の生活の質を少しでも上げれたらなと思います。

 

みんながニコニコしてくれればいい。この町ええやん!来てよかった!ここに住んで居りたいな、もしくは、また戻ってきたいなと思えるような、街づくりをしていきたいですね。


具体的に言うたら、美しいにはほど遠いかもしれへんけども、その人にとってはここがええねんて、ここのここが好きやねん、だけでいいと思うんです。高御位山が見えるところの家に住みたい言う人も居ればね、播磨灘に沈む夕陽が綺麗やねん、あれが好きやねんと言う人もおられますし、そういう「私の好っきゃねん」を保存というか大事にしていけたらなと思ってます。

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課題は残しつつも向かっていった議会改革
難しいですよ。できたことは。議会改革に携われたのは良かったです。強いて言えば、副委員長さしてもろて、向かっていけたのが一つあります。これ私が作ったって言うのは行政がやることだから、私がこれやりましたって言うのはちょっと違うかなと思ってます。

みんな他の議員も思っているから、実績に加担してるかもしれないけれども、高砂のため池であったり、防災であったり、市民の目を向けることができた。ちょっとでも市民の皆さんの自尊感情というものか地元愛が少しでも芽生える手伝いができたのかな?と思うけども、完璧にできたわけじゃなくて、どんと響いているわけではないけども、それに携わっている、みたいなところは良かったことです。

議会改革にも課題は残っていて、議員報酬などもそうで、私らの報酬ですと、子育て世代が大学に行くとなるとしんどいくらいかな、くらいなんです。かなり高いレベルの企業に勤めてる方としてみたら、転職してこの仕事に就く魅力ってのは、やりがいって魅力はあるんだろうけど、実生活のフレームに合わせてしまうと、しんどいよね、と言うのはあるでしょうね。そう意味ではある程度の高い報酬によって、そういった有能な方々がこう言う仕事に目おむけていただけたら、非常に嬉しいなとは思います。


議員さん皆それぞれ魅力あります。いろんな人が教えてくれはって、ほんまに私は幸せだなと思うことは、そう言う人達が、いろんなエッセンスを持った人達が、濃い人がいるわけで、そういう人達が惜しげもなく、いろんなことを教えてくれるのは凄いなと。

私も後輩がおったら包み隠さずやらないとな、と思うし、そう言う素晴らしい先輩というのか、先にやってる者の勤めを果たしてくれているなと思いましたね。

誰彼かかわらず、いろんなことをしてくれる人に恵まれたからこうなれた。関わりある全ての議員さんがいろんなことを教えてくれた。とても幸せなことだと思ってます。

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Q.高砂市のいいところは?

 

自然という財産とロマン
普段思うてる、よその人に伝えたいというのは、高砂っていうのは歴史的にも重要な道やったかなと思うんですよね。

陸路でもそうだし、山陽道、高浜幹線の狭くなったところ、高砂港という交易の地域である。東西の流れの一つの重要な場所であった。歴史的にはいろいろなものが散りばめられていると思うんです。

2号線沿いには古墳から始まる色んなものがそこにあるわけですよね。地蔵さんであるとか、昔人が昔から通ってきた道があるわけですよね。それを切り口にして、色んな人がこの街を見てどう思ったんだろうねって、ロマンを掻き立てていただければと思うし、道真もきたような天満宮がありいの、三笠山がありいの、そういうところを皆さんも一緒にあがってくれて、どんな思いで見たんだろうね、感じたんだろうね、とその人達に近づいてみるのも一つあると思うし、高御位という朝日が一番綺麗よと言われた山がそこにあって、多くの人があの山ええわと知ってくれて、たくさんの人が登りにきてくれているということ。その山の魅力をもっと知って欲しいし、そこの山から播磨灘に向けて色んな自然がそこにあって、山から海まで一つの世界があるわけだから、そういう自然豊かな財産のあるところですよ、ということを伝えていきたい。その中に、海には海の、山に山の魅力があり、里には里の魅力があることを伝えられたらなと思いますね。

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選挙事務所

高砂市阿弥陀町1562ー2

 

ーーたかさご選挙.comレビュー・川端宏明さん

高砂を愛するロマン派のお花屋さん

高砂市の景観や自然を愛するロマン派の人間性に魅力を感じました。お休みの日には、地域活動に限らず、花屋さんのお仕事や農作業にも勤しまれてます。SNSの投稿などで政治活動の次に多いのが、自然に関する投稿で、言葉や写真からも自然を愛している人間性を感じられます。阿弥陀を中心に、地域に慕われているタイプの議員さんです。一般質問でも独特なユーモアのある語り口調で、場の空気を大切にされているのでしょう。市政の課題に対しては時に厳しく、高砂愛の件になると、優しい眼差しで話される表情が印象的でした。地域を愛し、地域に慕われている議員さんです。

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高砂市議会議員・新政会所属・現職3期目。第70代議長。第67代副議長、議会運営委員などを歴任。文教厚生委員会、高砂市交通安全対策会議委員。

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