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近隣地域の市政情報や気になった政治ネタを発信しつつ、市民、国民を想い行動されている方を応援するブログです。

芝本やすあきさん

高砂市をもっと良〜したい!

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Q.議員になられた経緯

高砂 もっと良〜したい! 

高砂市の今が悪いっていう話じゃないんです。
でも、もっと良〜したい! この想いが原点です。
 
天の時、地の利、人の輪
周りの人からも「芝もっちゃん、お前、高砂もっと良〜したい!って前から、良く言うやん。なら、政治家なって、一回お前が考えんかい」っていう話になって。
平成22年ごろから、そんな話をいただくようになったけど、別の仕事を持ってたし、当時は僕の地元から別の議員さんも出ていたしね、断っていたんです。
平成26年にも、いよいよ出馬の話が出てきたんだけど、まだ環境が整ってなかった。
「天の時、地の利、人の輪」という僕の好きな言葉があるんだけど、そのタイミングが今じゃないって思ったんです。
 
さらに4年経過する中で「お前、そろそろ本気出せよ。」と言われるようになった。いやいや、言われんでも分かってる、正直、俺もこの4年間で出れる環境や、人脈も蓄えてきた。
ここで出る!と決意したのが平成30年なんですよ。
私、塩市という地区に住んでるんですけど、このタイミングで塩市で長年議員をしてくださってた方が引退される事にもなった。
 
蓄えをする中で、僕だったらこんな風にしたいとか、行政の動きに、もうちょっとこれ足せへん?という形を取れたらな、と常々考えていました。
本当に、今の否定じゃなく、新しい知識や発想、アイディアをプラスしていくことで、
高砂もっと良〜したい!純粋にこの想いに共感する同士が集まって支援をしてくれて、僕も出馬を決意した。というのが経緯なんです。
 
高砂 もっと良〜したい!で集まった仲間たちとの活動内容
もっと良〜したい でも言うだけじゃダメだ。
「俺らが汗かいてやっていこうぜ」という想いを持った人間が集ったんです。
その一人が僕であり、仲間がいて、熱苦しいくらい語り合ってきた。
色んな切り口で、「まちって、こうやって作っていったら、面白いんちゃう?」と。
 
語り合うなかで、色んな課題が見えてきた。

その一つとして空き家問題があったんです。
空き家が増えてきて、汚いもんやなと終わらすんじゃなく、このストックをどうやって活かすか?
あるものを淘汰するんじゃなくて、活かしていった方がええんちゃう?
という発想で、取り組んでみることにしたんです。
特定空き家という、周辺に迷惑をかけるような老朽化した建屋は仕方ないにしても、躯体はしっかりしてるなら、まだ活用の方法がある。
その中でも、高砂町の商店街に、昔、遊郭だった建物があって、今の時代に女郎屋はできないけど、一つの歴史として残していけないか、何かに活かせないかと色々アイディアを出し合って、
この女郎屋を皮切りに、現存のイメージを壊さずに、商店街を昭和モダンで統一したデザインにしていこうと動きだしたんです。
メンバーの中に、「俺がそこ買い取るわ!」と言う人も現れて。
じゃあ、そのかわり、自分らで材料買って、汗かいて、修復しようやということになって
みんなで、掃除してクロス変えて、補強して、今、ようやく人が入れる状態になったんです。
 
完成したら、他市にもプロモーションをする、これが起爆剤となって
昔、活気があったこの商店街に、また人に来てもらって、見てほしい。
 
古いは古いで値打ちがあるしね。賛否両輪あるけど、昭和の雰囲気で、赤提灯とか、ホルモン焼いたりとかね、そういうのをしながら、まずは人に来ていただきたいと思ってます。
 
これからどうしても人口は減少する。これは間違いない。
市が市であり続けるために、最低限人口を確保しなければならない。
社人研が出しているデータでも、2030年に8万人を割ると出ている。おそらく割ります。
 
高砂市が今、第5次総合計画を策定して、取り組んでいて
そのなかで、2030年、社人研は79,121人の予測をたてているけれども、高砂市は、8万4千人にとどめます、いう計画になっている。
昨年から今のタイミングで86000切るか切らないかというデータ通りの状況、
こうなった時に、世代間、生産年齢人口を少しでも増やしたい、自然増減ではなくて、社会増減で高砂の良さを知ってもらって、転入を促進しようやと。
そのシティプロモーションを行政任せにするんじゃなくて、俺らみたいな動ける世代が汗かいて、民間で出来ることやろうやという想いが募って動いています。

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Q.議員として大切にしていること
 
市民目線の提案なら即実行
市民目線で足りない提案なら即補足
市民目線でない提案なら即対案

 
否定よりも、足していく これが僕の信条です。
 
物事って、伝え方がすごく大事だと思っているんです。
出来ているかどうかは別として、伝わる伝え方を意識してやっている。
録画映像を見てもらったらわかると思いますが、議員て時に強く言うこともあるんです。
優しく言うこともある。この強弱は必要だと思うんだけど、基本的には、提案内容や今やっていることを僕は否定はしたくない。
否定するよりも「ちょっと足そうよ」とか「ちょっと削ろうよ」と。
「ええよ、方向性は間違ってないよ。」と。
もし行政が市民のことを本当に思ってやってくれてるなら、「ちょっとだけ角度変えませんか?」とかね。
そういう伝え方をしているつもりだし、そう感じとってもらえたら嬉しい。
 
なぜそう思うのかというと、先に言ったみたいに、僕らも自分らで動いてやってきてるから、やろうとしていることを釘刺されるとええ気せえへん事を知ってるんです。
「ええことやってるやん、俺も手伝うわ!」と言うてくれたら嬉しい。
もし僕らがやってる事に何か足りひんのちゃうか?と感じたとしても
「芝もっちゃんその方向ええやん!でもな、俺もうちょっとええ方法知っとるから、俺の提案も聞いてみてくれへんか?」と言われたら、嬉しいし、素直に聞こうと思える。
そのような伝え方したら嬉しいことを、自分たちの経験の中で分かってる。
議員だから、行政チェックも大事な仕事ではあるけれど、否定して強く言わなければいけないというのは違うと僕の中の根底にある。
正しいかはわからない。
でも、基本ね、行政も市民に背くようなことはしないですよ。
もし、そんな事をすることがあったら、方向性が違ってる!と強く言うべき時もあるんでしょうけど。もちろん、その時は全力で阻止する。
基本は、市民目線に立ってるか、立ってないか。
執行権が出過ぎてないか、市長の想いが市民感覚とずれてないか、ここは、しっかり見定めるところだとは思ってます。

 

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Q.高砂市の課題

繋がり、結び合い、地域力アップ! コーディネーターとしての役割 
定住しやすいまちづくりって何なんだろう?
どうしたら高砂で子育てしたいと思うんやろ?と考えたりします。
高砂の土壌って、人と人のつながりで成り立ってるところがあるじゃないですか。
でも2世帯ってだんだんなくなってくると、つながりって解けてくるんですよね。
向こう3軒両隣がなくなって、やっぱり、他人事になる。
こうなってくると、これからの超高齢社会で独居老人、二人高齢者世帯、これが更に、必ず増えるので、手を取り合って助けあわないと、ヘタってしまうんですよね。
 
その助け合いを、元々、家族や隣近所でしよったんですよ。
家族や隣近所で支え手がいなくなって、疎遠になる。誰がするんですか?行政なんですか?
行政も一人一人を隈なくサポートは難しいですよ。
 
一義的には家族ですよ。
2つ目はできるなら地域の目で緩やかに守る。
全てをまかなう必要はないけど、少しぐらいは助け合うことできるでしょ?
そこで、僕らみたいなのが、あっ、困ってるんやなって気づいて、必要な人や、必要な支援先に繋げるコーディネートをする。繋がり方が分からない人が意外に多いから、どう繋いでいくか、それも僕の大事な役割の一つ。
 
繋がりや縁ができて、もっと関わっていけたらいいのかな。
公園をもっと今よりも集える場所になったらええなぁと、芝生化しよるんですよ。
ここでね、老人クラブや子ども会や多世代がね、一緒に作業して、自分達の集う場所を自分たちで作ろうよ、育てようよ、そこが繋がった人たちの憩いの場になる、高齢世代と若年世代がいつの間にか共生しとるやん、となる。
そうなると、災害時なんかも、おっちゃん取り残されてるかもしれない?と気づいたり、声をかけるようになる。
一回も話した事もなかったら気づかないし、気づいたとしても声がかけれないですよ。
繋がりの中で、そういったところも変わってくると思うんです。
 
繋がりがあって、地域の目がしっかり行き交ってたらね、防犯機能って高まるんです。
どこもそう。地域のふれあいが無いところは犯罪認知件数が上がる。
自転車盗難一つとっても、地域の目がなかったら、やりやすくなる。
声をかけあって、繋がる地域、繋がる社会を作れば体感治安も上がる、それだけで犯罪しにくくなるんです。
防犯カメラ。見守りカメラの話が高砂市でも進んでいる。でも、むしろ充実させないかんのは、ソフト対策やと思ってます。
ハードに偏りすぎると、見守りの担い手不足になって、ソフトが廃れる。
人がカメラに任せるようになる。
でもカメラは事後なんです。
むしろ犯罪を起こさせたらあかんし、予防が大事。
犯罪が起きたら警察の犯罪捜査に有効かもしれない。しかし、犯人が逮捕されても、被害者の心が癒えるわけじゃない。子どもや女性は傷ついとるやないか、と。
そうじゃなくて、どっちに力入れるとなったら、そうならないための予防が絶対必要。
見守り活動など、地域力のサポートを注力するような施策を展開すべきです。
 
安全安心まちづくりの要、交通安全
安全安心まちづくりの要は、まず交通安全と考えています。
仕事として、高砂自家用自動車協会に所属しています。また企業を中心とした高砂安全運転管理者部会の2つの事務局を担ってまいりました。
車をお持ちのユーザーさんに支えられてできてる団体で、車庫証明の調査を主としている。
一方で、交通社会でできることを模索していて、死亡事故絶無を願い警察と連携しながら、日々交通安全啓発を行なっている。
議員になるまでは、この2つの団体の責任者として専務理事を務めていた。
ずっと交通安全の仕事をしてきたからこそ、高砂市から死亡事故を絶対出したくないという強い思いがあります。
どんなまちがいいですか?と聞かれたら、迷わず安全安心なまちですと答えます。
 
これを実現するためには、道路整備も必要だし、交通安全のルール、マナー、改正法令をどういう形で一般の方々に伝えるかということも大事。
負の部分をいうと、高砂市は県下で自転車関連事故がワースト1位なんですよ。
そこは絶対に是正せなあかん。これは許せない。
市としてどうするのかと。警察業務であったとしても、どれだけ、市として、安全安心を訴えるかということ。
僕は、議員と先述した団体所属の2つの顔があるから、「関係団体や企業をお繋ぎできますよ。しっかりと連携して、市民にも意識をしっかり伝えて、高砂市の事故を減らしていきましょう」ということを訴え続けてきた。
いよいよこのままではいけない!という機運が高まり連携を軸とした行動隊が結成された。
SDGsになぞらえて、SDTs セーフティドライバー高砂です。
高砂警察署が本市から自転車事故を減らしますとチームを作る動機の一つになったかもしれません。
行政、企業、関係団体を繋ぐコーディネートの一端を担ったわけですが、具体的にどうするかは、まだまだこれからですね。
安全教室の回数を増やしたり、草の根運動なのでね、ビラを配ったり、取り締まり強化など。
強権の部分も必要な時には見せつつ、それでも、絶対に死亡事故は出さないんだという意図を伝えて、市民も企業も連携して一体になってやりましょうと。
 
いってきます、いってらっしゃいと家を出た後に交通事故にあったら、もう、ただいまは聞けない、おかえりを言えないんですよ。
例えば、ちょっとした子どもの病気なら多くの場合は治る、でも死亡事故だけはもう会えないんですよ。これは、悲しい。これだけは絶対にあってはならない。
これに関しては、強く言ってでも、根絶したいと思っています。


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政治と教育について
投票率が低下している。
出馬する者の資質、能力を高めなければ魅力を感じてもらえないこと、誰が出ても現状に変化が乏しいなど、様々なことが起因していると感じている。
しかし、選挙権は、国民が勝ち得た権利だから、しっかり権利を行使して、選んでほしい。教育的に政治の教えが不足しているのも事実。昔は特権だったんだよ、と
先人の努力により選ぶ権利と選ばれる権利ができたことはすごいんだと。
この教えが意外と教育で不足している。教育でしっかりと政治と税金を教えないといけない。
 
市民も、それぞれのステージで感じ方が違うから求め方も違う。それは当然だと思うんです。
人間は周りを見るから、隣の自治体を見たら、保育園の施策のある部分を充実させてる。
また反対隣りを見たら、教育施策が充実してる。いいところが目につくし良く見える。
自治体はアクセントつけないと、満遍なく手厚くは難しい。
最低限はクリアしてても、厚さ薄さは、自治体ごとに変わってくる。
高砂は待機児童「ゼロ」を堅持している。
子ども園もきれいになってる。預けやすいし、保育環境も整っているし、先生の資質も高い。これはすごいことなんだけど、しっかりと、今、高砂はこれだけいいことしてるなどの施策の見える化をしたらね、ちょっとは違うのではないかと思う。
市民の皆さんに、高砂市がどこを向いているかを伝えることも、役割だと思っているので
お伝えをしていくなかで、政治にも目を向けてもらい、投票率向上にもつなげていきたいなとは思います。

Q.高砂市のアピールポイント
工楽松右衛門と帆布

これを売り出せっていうほど、一つ一つを取ったら、姫路城のように、強いものは無い。
そのなかで、高砂市の偉人、工楽松右衛門が発明した帆布を有志で復元したんですよ。
築港工事の手法を考案したり、帆布を発明して、日本の海運業を飛躍的に発展させた人物がいるんです。
最近、作家の玉岡かおるさんが、工楽松右衛門を題材にして小説「帆神」で新田次郎文学賞をとられましたね。
 
仲間の中にカリスマ的な人がいて、松右衛門帆を復元するぞ!と
高砂物産協会という組織を立ち上げた。この団体で、復元に向けて活動していきたい、資金もいるので補助も受けたい、そのためには、この団体をNPO法人にしたいんやと。
僕は行政書士でもあるので、力を貸してくれと言われた。
人も雇ったり、大学の先生呼んだりして、復元に成功したんです。
その復元した帆布でカバンを作って、高砂の特産品にした。
その機運が高まって、高砂市民にも、市外の人にも、高砂には工楽さんってすごい人がおったんやなと知れわたって、これを起爆剤にみんなで盛り上げようかとなった。
市も一緒になって、工楽松右衛門の旧宅も復元して、今は工楽邸が高砂市の観光の拠点となっている。
 
高砂には他にも偉人が結構いるから、それらを掘り起こして、上手にアピールするのも一つだと思う。
それがきっかけで移り住むかはわからないけどね、少しは、高砂を見直してもらう機会にはなるんじゃないのかなと。
若い力、想いがある人同士を繋いでいってね、この思いを伝播しようと。
 
シビックプライド 市民の誇りと愛着
高砂市をアピールするには、高砂市を好きでないとできないんですよ。
高砂市の魅力をね、嬉しそうに、語れるようにならんと、人にアピールなんてできない。
そうゆう人材をどんどんつなげて、地区地区で掘り起こしていく、そうゆう草の根運動をしている。特効薬なんてないんです。
住んでる人が、誇りと愛着を持って心の底からええねん、という人を増やしたい。
高砂市にもシビックプライドを醸成するために、インナープロモーションが必要。
外になんぼ発信して、PRしても住んでる人が幸せを感じてなかったら、市外から一体誰がくるんですか?
市民が誇りと愛着を持ってなかったら、誰がいいように言ってくれるんですか?
 
高砂がええんや!という人間を増やしていく活動を、今も、これからも、僕はこの立場でやっていきます!
大きなことは首長が決めたらいいんです。
やるべきは、議員として行政をチェックすることと、
そういう思いを繋げていくという事、僕は汗かいて、コツコツとやります。
箱物作ってどうこうの時代は過ぎたと思ってます。
小さなコミュニティをつなぎ合わせて、人と人がつながらないと、大変な時代になりますよ。
これから、南海トラフ地震や集中豪雨など災害がいつ襲ってくるか分からない。
いわゆる独居老人や高齢者世帯とかね、こういった方々が取り残されたら大変なんです。
取り残さない仕組みを事前に作っておかなくてはならない。
地域の人同士がベタベタする必要はないんですよ。気軽に話しかけられるくらいでいいんです。そこに住んでるんやから、お互い気持ちよく付き合う。緩やかなつながりです。
せっかく縁あって、同じ地域に住んでるんだから、気持ち悪くするより、気持ち良く付き合う方がいいじゃないですか。
 
出会う人と人が自然と会話ができて、それが増えていく。そういう流れが素敵なことだと思っています。
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選挙事務所

高砂市米田町塩市444−1  午前10時〜12時 午後13時〜15時

 

ーーたかさご選挙.comレビュー・芝本彰さん

とにかく、熱い気持ちが溢れ出るにーやん

とにかく暑苦しいほど熱く高砂愛を語りまくる、その熱量こそが1番の魅力に感じました。記事編集の都合上、項目分けしてますが、インタビューに際し、ほぼ質問無しで語ってくれたものをまとめています。一言一言、魂を込めて語っていただいた熱き言葉たち。紛れもなく、魅力ある高砂市議会議員の一人です。プロモーション用の写真は真剣な表情が多いですが、笑顔がチャーミングで親しみやすい人柄が印象的です。未来を担う男性で現職最年少議員さんです。

高砂市議会議員・現職1期目、明風会会派代表・建設環境経済委員会・高砂市民病院経営改善対策特別委員会。NPO法人高砂物産協会顧問・養護老人ホーム高砂荘理事店芝本鎮彰行政書士事務所・高砂自家用自動車協会・高砂安全運転管理者部会。